ありの初穂のゲームブログ(原神)

原神考察、情報まとめ。モンド大好き。最推しはジン団長。2024/2/18再度改名 ワイン大好き。

【原神】西風騎士団の過去話を整理してみた


 今回は明らかになったようであまりなっていない、西風騎士団で過去何が起こっていたかについて、現ver(3.3)までに公開された情報と漫画である原神セレベンツを矛盾のないように整理し、時系列図に示しました。もちろん細かい年月は記載されておらず今後もされないと思いますが、文中表現が矛盾しないように気を付けました。

※このような考察、感想の趣旨であるため、本文は最新バージョンまでのストーリー、全キャラクタープロフィール、ボイス等の全ての内容を踏まえての内容となります。この点はご注意ください。

具体的には以下の項目となります。

  • 魔神任務 (投稿時 Ver.3.3まで)
  • 全ての期間限定任務(投稿時 Ver.3.3まで)
  • 各キャラクターの伝説任務
  • 各キャラクターのプロフィール
  • ゲーム内の表記物、書籍、武器・聖遺物のストーリー全て

※また、ゲーム以外の要素として公式サイトの漫画の中身にも触れていきます。
- 公式サイトの漫画「原神セレベンツ」 (https://genshin.hoyoverse.com/ja/manga

目次

  1.  ゲームと漫画の時間軸を統合させる前提条件
  2.  主要3名の過去時系列整理と年齢推測
  3.  その他人物の過去時系列
  4.  おまけ Ver3.3 感想

 ゲームと漫画の時間軸を統合させる前提条件


まとめの図を作成するにあたり、特に漫画とゲームを矛盾無くつなげるため、いくつかの前提を提示しておきます

・キャラプロフィールの「何年前」などの年数の基準はゲーム開始(=旅人が目覚めてモンドに着いた)辺りの時間の話とする
・期間限定イベントやスキンはその実装時期のリアル時間経過は考慮しない
・ディルックキャラクターストーリー5の記述「4年後」は「4年後にモンドに戻った」ではなく、
 「事件・旅立ちから4年後にあたる「今」、ディルックは(中略)オーナーとなった。」と解釈する。
  この解釈を行う事で、
 ・漫画原神セレベンツの時間軸で「3年前のあの事件」が成立する
 ・「4年の間に」の内容に「半年前の遠征」を含むことができる
 と、ゲームと漫画で矛盾しやすい2点の事柄が解消できるためである。


 主要3名の過去時系列整理と年齢推測


上記の前提を踏まえた過去の時系列についてプレイアブルキャラであるディルック・ジン・ガイアの3名の過去時系列を下図にまとめました。


 プレイアブルキャラで一番記述が多いのはディルックで、特に彼の成人の日に魔龍ウルサに襲撃され、ディルックの父クリスプが邪な力「邪眼」を使って撃退したものの、父がその力の反動のせいで命を落とすという事件(以降、魔龍ウルサ事件と記します)は過去の大きな転機となります。図中の内容は彼のキャラクターストーリーで魔龍ウルサ事件から騎士団を抜け旅に出て戻る話、漫画で事件時の騎士団(というより当時の督察長イロック)との確執等が説明されています。また、漫画版は事件前後での彼の年齢まで記載しているため、ゲームと漫画が矛盾していなければゲーム開始時点で22歳前後となります。彼の新衣装と期間限定イベント「残像暗戦」においては、手紙テキストにて魔龍ウルサ事件前後で様々な人々の交流があった事、そしてモンド帰還後に「闇夜の英雄」として活動したアビス教団との戦いについて語られます。
 次に過去の記載が多いのはジンになります。夏イベント衣装の記述からジンの推定年齢は18か19歳(少女という表現から、中国語・英語のテキストも確認したが誤訳ではなかった)となることで、15歳で蒲公英騎士の称号を授かったという時期が事件前後と推測されます。ちなみにキャラクターストーリー4で15歳の時点で「いくら外見が大人びているとは言え」と書かれているため、見た目より実年齢は若い事は十分考えられそうです。蒲公英騎士になった時ディルックは騎士団にいたかどうかは結構授かった経緯が変わるので気になる所です。ただ残像暗戦の事件当時の手紙でジンは騎士団の代表だとファルカが手紙で既に書いているので、筆者はディルックが抜けたからなし崩しで授かったのではなく、ファルカ大団長の助手をしている彼女の今後を考えて既に蒲公英騎士の称号を与える事にしていたのでは、と予想しています。
 キャラクターストーリー及び残像暗戦の手紙テキストではさらりと書かれていますが、魔龍ウルサ事件後はディルックが抜けアンバーの祖父が失踪している上に、内部の敵である督察長イロックの勢力がかなり大きい事が推測できるため相当厳しい状況にもかかわらず、ジンは一人で(と書いてありますがガイアは陰で助けていると思います多分)、イロックの処分も含めて騎士団を立て直した結果、神の目を入手しています。
 ガイアは特に時系列を決める事柄はないのですが、基本的に事件前の過去と、事件直後の夜にやった事(義兄弟間の関係性の変化)が記述にあるので入れました。ちなみに年齢の推測はディルックより年下で大人(成人=18歳以上)です。
期間限定イベント「残像暗戦」で断片的に語られたディルックの過去については別記事にて詳細を説明していますので、リンクを貼っておきます。主に3人の間柄でわかる事は、
・ウルサ事件前から騎士団内でジンとガイアとディルックは既に交流がある(キャラストにないためか過去ジンと義兄弟の交友関係は無い主張が散見される為一応)
・事件前からジンは既にファルカ大団長の補佐をしていて騎士団の代表になっている(早すぎないか?)
・ジンはウルサ事件後のディルックの旅立ちを引き留めようとして、ガイアに止められている。
・ジンとディルック、ガイアとディルックは手紙でやり取りしている(ガイアとディルックは酒場や邸宅で会う機会があるがジンについては多忙のためこちらの手段の方が多そうである)。上述したジンの旅立ち引き留めの説得も手紙でやろうとしていた (待機モーションの鷹は伝書鷹)


arinohatsuho.hatenablog.com


 その他人物の過去時系列


 その他のプレイアブルキャラで過去時系列の記載のあるクレー・アルベド・アンバー・エウルア・リサの5名の過去時系列を下図にまとめました。一応それ以外のモンドプレイアブルキャラクターには西風騎士団の過去時系列が分かるような記載はされてないと調べていますが、何かありましたら追記します。完全個人調査のため、twitterDM等で情報提供下さると有難いです。


 リサ以外の人達は基本的に魔龍ウルサ事件以降に西風騎士団に入団していると思われるため、あまりディルックとの交流がありません。クレーはワイナリーで遊んだことがありますが騎士団員としての彼との交流はありません。クレーの母アリスは3年前に2人を預けて旅に出ますがこの4~3年前は何か重大な事が起こったように推測されます(スネージナヤかアビス教団などの暗躍する勢力が関連しそうです)。アルベドは残像暗戦にて初めて手紙を送っています。アンバーも漫画版にてディルックが騎士団にいた事をあまり知らないようでした。エウルアは入団時に既にアンバーが世話を焼いているのでアンバーの後に入っています。ディルックはエウルアの事を評価していますが直接交流したわけではなく伝聞です。一方エウルアはディルックの態度をみて「代理団長(ジン)より面倒な人みたい」と評して関わりたくないとまで言っています(結構ひどい)
 一方リサは、ディルックと交流がありそうですが2年スメールで勉強している時期が定まらないため入団時期が分かりません。第8小隊長の下りから「スメール留学→モンド帰還→西風騎士団」と思われますがモンドに戻って時期、騎士団に入った時期はどれも不明です。モンドに戻った後に「奇跡と代価」について聞かせた3人についても不明です(交流関係と聞かせるべき人間を考えるとジン、ガイア、ディルックではないかと予想されますが)。神の目を取得したタイミングも不明です。不明な事ばかりなのでもう少し明らかになると良いなと思います。

 おまけ Ver3.3感想

 前の投稿からだいぶ日が空いてしまいました。原神は新キャラの育成に探索に螺旋攻略等、やる事がいっぱいで、更にVer.3.3では七聖召喚という常設カードゲームまで入れてしまいました。 スメール編も一区切りとなりましたが、物語の展開としてはかなり深い所を突いてくる内容でした。ちょっとストーリーギミックとしては若干なんでもありになりそうで怖いですが(特にモンドは、時の神が祀られていた関連やカーンルイア関連との関係性、国の名前の起源を考えると(モンドの名の由来は月の都、新世紀エヴァンゲリオンをリスペクトするmihoyoは月にかなり意味を持たせていると推測されます)、少し怖い展開になりうる懸念があります)今後も楽しませてくれると嬉しいなと思っています。
 それはさておき、モンドのキャラクターを理解する際、特に騎士団の過去に関しては断片情報ばかりなので一度整理したくなり記事にしました。また、スメールでコレイ、セノのキャラクターがプレイアブルになり、漫画版の内容を補完し始めた(しかも漫画の細かい料理名を修正してきた)事もあり一度整理すると、最初に述べた文章の解釈の「前提」があれば漫画とゲームは地続きになりそう、という結論になりました。 個人的にすっきりして良かったです

読んで頂きありがとうございました。